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NMC&アルクフォーラム開催

2013.03.21

今回は、弊社投資先である株式会社アルク(語学学習教材の制作・販売、出版事業、教育研修事業)と共同開催で、現在パリ在住の経営コンサルタントである今北純一さんをお招きし「手本のない時代の実践的グローバル人材論-必要条件としての英語に対しての十分条件とは?」と題してお話しいただきました。

今北さんは、旭硝子、英国オックスフォード大学招聘教官を経て、スイス・バッテル記念研究所、仏ルノー公団、エア・リキッド社、そして現在は欧州系コンサルティング会社CVAパートナーとしてご活躍です。長年に渡り国際的な舞台で、まさに自ら体を張って活動してこられた方で、そのご経験を踏まえてグローバルビジネスの実践という見地から多くの著書を執筆されています。

グローバル人材としての共通項は、個人戦で鍛え抜かれ、自分の世界を切り開いてきた人達であり、自分の考え、信念、思想を自分の言葉でコミュニケーションできる人であること、一個人として一対一の対話ができることが大事であることを、様々なご体験を交え興味深く伺うことができました。また、かつて解体新書を翻訳した杉田玄白や前野良沢などは、自分がやりたい、やりぬかねばならないという明確な熱意をもっており、グローバルで戦っていくためには、英語は必要条件として重要であるが、何よりもMVP(Mission、Vision、Passion)が不可欠であることを述べられ、参加者から共感の声が上がりました。質疑応答や講演会後の懇親会も活発な意見交換の場となり、参加された全ての方々にとって有意義な時間であったように思います。

ご多忙の折、今回の来日に際しご講演いただきました今北さん、ならびにご来場いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます。

次回も皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

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